動いていなくても筋肉は使っている?~姿勢を保つ筋肉のはたらき~

え?動いていないときも筋肉は使っているの?
こども君
そうなんだよ。筋肉は実はいつでも頑張っているんだ
こども整体博士
動いていなくても筋肉は使っている?
筋肉は、物を持ちあげたり走っているときなど、動いているときに使われていると思われがちですが、実は動いていないときにも使われています。
ぼーっと立っているとき…倒れないでいれるのは、筋肉が重力に抵抗して姿勢を保っているからです
この時に働いてくれる筋肉のことを抗重力筋と言います。
抗重力筋は、頚部伸筋郡・頚部屈筋郡・腹筋郡・脊柱起立筋郡・腸腰筋・大殿筋・大腿四頭筋・ハムストリングス・前脛骨筋・下腿三頭筋などがあります。なかでも頚部伸筋郡・脊柱起立筋郡・大腿二頭筋長頭・ヒラメ筋は姿勢主要筋と言われ、姿勢の保持の多くを担っています。
一部になりますが、筋肉たちを大公開↓



この抗重力筋も常に同じ負担がかかっているわけではありません。
例えば腰の後ろに手を組んで休めの姿勢をした際は重心位置が後ろに移動するため、それに伴い大腿四頭筋や前脛骨筋の負担も大きくなります。
つまり、些細な姿勢の変化によって働く筋肉も変わってくるのです。
働く筋肉・働かない筋肉とでは能力に差がでることも
自分が楽な姿勢ばかりとっていると同じ筋肉ばかりに負担がかかり、逆に負担がかからない筋肉は使われることが少なくなり次第に衰えてきます。
しばらく使わなくなってしまった筋肉はペーパードライバーが車の運転の仕方を忘れるように、筋肉も使い方を忘れてしまっています。
そうして全身の筋バランスが乱れ、身体のクセというものが生まれてきます。巻き肩や猫背なども身体のクセから生まれたものです。
そこで、良い姿勢を維持するために日常の生活動作の中で使い方を忘れてしまった筋肉を使えるよう意識させることが必要になってきます。
姿勢維持のための筋肉を意識して使うことが必要
こども整体研究所では、姿勢維持の筋肉を意識するためにヒモトレを行います。
ヒモトレは無理に筋肉に負荷をかけるものではありません。
身体に巻くことで力の入れ所、抜き所がちょうどいい塩梅になります。また、普段意識していないところにも意識がいくようになり、それにより身体のクセを外すきっかけになるのです。他にもヒモを巻くことで背中や腰、脚など広い範囲で筋肉が自然に連動し1つの筋肉の負担が軽減されるので普段より楽に動けるようになります。

ヒモトレ

バランストレーニング
こどもたちの元気!!を応援したい保護者様へ。
お気軽にこども整体研究所までご相談くださいね。
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