2018/09/06
こどもが集中できる座り方って??

テレビを見ていても宿題をしていてもちゃんと座りなさい!!って怒られるの…
こどもちゃん
ん~~そうだね。こどもちゃんにとって、ちゃんと座り続けるのは難しいからね
こども整体博士
こどもの座り姿勢…気になりますよね?
授業参観や家の中で勉強をしている子どもがお尻が前にずり落ちた姿勢、骨盤が傾き猫背になっている姿を見たことがあるでしょう。
その姿を見て「背筋を伸ばしなさい!」と注意したことがある方も少なくはないと思います。
しかし子どもが背筋を伸ばしてじっとしていられないことにも理由があります。
幼稚園、保育園の時はじっと椅子に座る時間は少なく
運動場や砂場など走り回ったり遊具で遊ぶ時間が大半を占めてきます。
しかし小学生になるときちっと椅子に座り勉強することが極端に増えます。
すると今まで座る時間があまりなかったため負担のかかりにくい座り方が分からないのです。
こどもがきちんと座れない理由にはこんなことも
他には筋力の問題もあります。
座る際に必要な筋肉を連動して使えていれば同じ姿勢を維持していることも苦になりにくいもの。
そのためにはまずは座り方を学ぶ必要があります。
まだこれから筋肉や骨が発達していく過程のため、同じ姿勢の負担に耐えることができず姿勢が崩れていくんですね。
大人はこどもと違い、身体が発達しているため同じ姿勢で仕事や作業をこなすことができます。
しかし、だからこそ使いすぎている筋肉が固まりやすくそれが痛みに繋がるケースもあります。
これは子供にも当てはまります。
楽だからといって不自然な姿勢が続けば酸素の供給量が少なくなったり、一部の筋肉が固まり血流が悪くなることで物事への集中の妨げになります。
そして身体の成長途中の子供はこの姿勢が癖づいてしまえば大人になってからも癖がとりづらくなります。
こどもの座り方を良くすることは集中力や将来の健康のためにも必須!
わるい姿勢も短い時間であれば問題ないかもしれませんが、毎日の積み重ねにより身体への問題がでてきます。
受験生の方は特に一日の勉強時間は長くなります。そのためできるだけ本来の身体で日々の勉強に臨むことで集中力や効率を上げることが必要になります。
こどもの良い座り方って?
ではどのように座るのが本来身体にとって効率よく負担が少なくなるのでしょうか。
よく見た目にとらわれてしまい、背筋を無理やり伸ばした姿勢で座る訓練をしてしまうことがあります。
しかし姿勢が綺麗にみえるのは筋肉が張りすぎず緩みすぎずの協調性が保たれているからこそ見えるものです。
見た目にとらわれずまずは本人が、楽に姿勢を保てる座り方を見つけましょう。
まだ自分の身体を細かく意識してコントロールできない子供に「腹筋に力を入れなさい」などの細かい指導はなかなか理解できないところがあります。
良い座り方をマスターするためには運動感覚をアップさせましょう!
こども整体研究所では座っている状態でできるヒモトレなどで
細かい指導ではなく運動感覚で自然と身につくように指導させていただきます。
ヒモトレは自宅でもヒモ一本でできるため、日々の積み重ねでできてしまう姿勢不良を改善・予防することができます。

ヒモトレ

ヒモトレたすきがけ
こどもの座り方が気になる保護者の皆様へ。
お気軽にこども整体研究所までご相談くださいね。
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